2016年8月学習ポイント

 


今回はシルバーバーチの霊界通信の目的を学習しました。なぜこうした働きかけが発生したのか。シルバーバーチのような高級霊がわざわざ地上圏へ戻ってきて人類を啓発しようとするのは、どうしてなのでしょうか。どのような理由があるのか。それについてシルバーバーチは、現在の地上人類がもっとも必要としているものは「霊的真理」についての正しい理解であると言います。そのために総力を挙げて霊界から地上へ働きかけることが決定されました。
シルバーバーチたち高級霊から見た地上の現状とはどういったものなのか、真理を手にした私たちに求められているものは…高級霊たちの思いに少しでも近づき、同じ視点にたって真理を理解し実践していくことは、霊界の霊たちにとって使いやすい道具となり、スピリチュアリズムに貢献していくということです

 


なぜ地上に戻ってきたのか
 ・地上人類の救済のため
 ・地上に霊的真理をもたらすため


●地上の悲劇・不幸の原因
 ・物質によって霊眼が曇らされ
 ・五感という限られた感覚でしか物事を見ることができない
 ・万物の背後にすべてを結び付けている大霊が存在していることが理解      できない
                ↓
 霊的視野が持てない、肉主霊従、物質至上主義、霊的同胞意識が持てない
                ↓
      差別、混乱、不幸、破綻(人類共通の悲劇)

 



霊的無知     ⇒  2つのガン 物質至上主義  ⇒ 悲劇(戦争・飢餓・貧困等)
(死・死後の世界)           エゴイズム       地上地獄
  ⇓
スピリチュアリズム                   ⇓
  ⇓
霊的真理    ⇒      霊中心主義  ⇒    霊的同胞世界
               利他主義        地上天国


                     (関西シルバーバーチ読書会より)


「神の摂理」の支配のもとで完璧な秩序と調和状態が保たれている霊界から見ると、地上の悲劇さは目にあまります。地上は暗黒の世界、光も活気もない世界と言います。21世紀の現状も世界の死因の1位は飢餓によるものです。物質的な富をめぐっての利己的な競争や奪い合いから、あまりにも大きな貧富の格差が生じ、世界各地に地獄さながらの悲惨な“飢餓”を生み出しています。“神”は地球の大地から、72億人の地球人類が十分に食べていくだけの食料を与えてくださっていますが、現実には多くの人々が飢えに苦しんでいます。また、人類歴史を振り返っても、常に戦争はあり、現在も同じ愚行を続けています。「戦争」と「貧困」と「飢餓」以外にも深刻な悲劇が多くあり、霊界の人たちが地上人をなんとしても救いたいと強く願う気持ちが伝わってきます。


こうした悲劇は、物質的な富こそが幸福で、人を犠牲にしてでもお金を儲けようといった「物質中心主義」と「利己主義」が原因です。そしてその後ろの根本原因がわからなかったために、同じ過ちを繰り返してきました。それが「霊的無知」でした。「霊的無知」という一つの大元の原因によってすべての悲劇が起こされているとシルバーバーチは言います。


※“霊的無知”とは、「霊界があり、死後霊界へ行くこと」「人間は神の分霊を授かった霊的存在であること」「人間は皆、神を共通の親とする霊的兄弟姉妹であること」「神は摂理を通じて人間と対峙していること」などという基本的な霊的知識を知らないということ。


その悲劇の最大原因である「霊的無知」をなくすために霊的真理を地上にもたらそうと起こされたのが、スピリチュアリズムでした。
真理を手にした私たちは、霊界のシルバーバーチをはじめとする高級霊の思いをわが思いとして、スピリチュアリズム運動を推進していく立場にあります。

地上を霊中心の世界に変えていくには、手にした真理をまずは自分がしっかりと実践していかねばなりません。まずは自分が霊的真理によって救われ、そして霊的成長をする。そういう人が一人また一人と増えていき、そういった人が多数を占めるようになることで、人類の真の救いがもたらされ地上を天国さながらの世界にすることができるのです。

 


一人また一人と非常にゆっくりとした根気のいる仕事ではありますが、それ以外に方法はないのです。
                      『シルバーバーチの霊訓』(3)p49