2019年7月学習ポイント

2019年 7月

(参考リンク)
〈スピリチュアリズム普及会〉スピリチュアリズムとは>スピリチュアリズムの思想[Ⅱ]>2.神の摂理(法則)について
〈関西シルバーバーチ読書会〉2018年9月の学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2018年10月の学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2018年11月の学習のポイント

 

スピリチュアリズムの思想体系2「摂理観」②

今回は、先回学んだ内容の「神と人間の関係の大原則――摂理を介した間接的関係」についての復習と、その「摂理を介した間接的関係」を理解したうえで、人間側がとるべき正しい対応・姿勢はいかにあるべきかという「正しい神信仰」のあり方について学びました。


●神が造られたさまざまな摂理(法則)

・神の造られた摂理(法則)には、さまざまな次元のものがある 

 人間を支配している摂理もさまざまで、それらが重複構造を形成している

〈人間を存在させるさまざまな法則〉              

霊的法則(霊的レベルを支配する摂理) 

精神的法則(精神的レベルを支配する摂理) 

サイキック法則(サイキックレベルを支配する摂理) 

生命法則(生命体(生物)を支配する摂理) 

物質的法則(物質次元の法則)


人間の構成要素でも高い次元から低い次元までさまざまなものがあります。人間の肉体は、物質的・植物的・動物的なすべての要素が含まれていて、それらは物質次元に働く摂理です。人間には、霊・霊の心・霊体といった霊的要素が加わり、霊的次元に働く摂理もあります。人間は、次元の異なる摂理の支配とさらに霊的領域と肉的領域の2つの異次元領域にまたがる摂理も存在します。それが「霊肉の摂理(法則)」です。

 

・神の被造物・被造世界では、さまざまな摂理が絡み合って全体を支配している


・大枠となる一つの大きな摂理の内側に別の摂理があり、全体として大きな摂理を形成している

 


●「摂理の神」の信仰的意味とは
    ―― 神に対する正しい認識と、神との正しい関係・信仰

①神の摂理と人間の幸福の関係                      
・神の摂理――神が人間を幸せにするために設けられた仕組み 
・人間の幸・不幸は摂理への一致によって決定
   摂理に一致した生き方 → 調和状態 → 幸福
   摂理に一致しない生き方・摂理に反した生き方 → 不幸
  ⇒ シルバーバーチが示してくれた最高次元の幸福感


・神の摂理と人間の幸福は、表裏一体関係にある
 摂理とは何かを知らずに、摂理に一致した生き方はできない、幸福を手に入れることもできない

摂理に調和しさえすれば、必ずや良い結果が得られます。もしも良い結果が得られないとすれば、それは摂理と調和していないことを証明しているにすぎません

              『霊的新時代の到来』(普及会)P.64/L8~L10

※引用はスピリチュアリズム普及会の許可を得てます。

摂理に逆らう者は、みずからその苦い(にが)実りを刈り取ることになります。摂理にしたがって生きる者は、物的・霊的の両面において豊かな幸せを刈り取ります

                『霊的新時代の到来』(普及会)P.83/L1~L2


※引用はスピリチュアリズム普及会の許可を得てます。



②正しい信仰の在り方

〈これまでの地上の宗教や信仰者〉
・神に必死になって祈り訴えれば、神が同情して特別な配慮や奇跡を起こしてくれる、救ってくれる = 他力信仰 
⇒ 根本的に間違っていた  
  (「摂理の神」によって明らかにされた)


〈“正しい信仰”とは〉
・神が定めた規則(摂理)にそうための忠実な努力 = 自力信仰
人間が幸せになるようにとの神の配慮から造られた摂理を無視して、自分の一方的な願いごとを訴えて幸せになることはできない
    どれほど神の名を呼んでも全く意味がない

 

・“正しい信仰”とは、自分の方が神の摂理に合わせ一致していくこと 

 → 霊的成長
 神は自らの意志で魂を成長させるために、自らを創造していく存在として造られた


私たちは大霊の摂理をお教えしようと努力しているのですが、私たちが地上界へ降りてきた目的を理解できない人たちから、しばしば非難されます。しかし私たちには、大自然の摂理を明かすこと以外には何の意図もありません。というのは地上界を支配しているのは大霊の摂理以外の何ものでもないからです。それを“宗教”と呼ぼうと“科学”と呼ぼうと“哲学”と呼ぼうと、“神の自然法則”と呼ぼうと同じことです

         『シルバーバーチの教え』(上)(普及会)P.104/L9~LB4

※引用はスピリチュアリズム普及会の許可を得てます

 

③摂理と祈りの関係

・“祈り”とは、神に語りかけるという、人間にとって重要な信仰的行為・霊的実践内容
・“正しい祈り”とは、大霊の摂理の支配を踏まれた上での神への語りかけ
  自分中心の願いごとを訴えることは、どれほど真剣で純粋であっても間違った祈り
    
・神の摂理にそっていない祈りは、意味のない行為・勝手な信仰
  これまで地上の宗教――願いごと信仰(ご利益信仰)
  原因は霊的無知(すべての宗教が、「摂理の神」という真理を知らなかった)
  ⇒ 地上人類は、意味のない祈りを延々と現在まで続けてきた
  ⇒「的外れな祈り
  ⇒ 祈りのマナーも分かっていなかった

・「摂理の支配」という霊的事実に基づく祈りとは
  神は人間が必要としているものをすべてご存知であり、あらかじめそれを準備してくださっている
  利己的な動機から発した祈りは、一切してはならない


◇正しい祈り◇
 「自分自身の霊的意識を高め、霊的成長を求め、人類全体の霊的成長と真の幸福を願うこと」「神への感謝」
     

            

高級霊たちによって、正しい信仰、神への人間の対応・姿勢が明らかにされたことで、正しい神観に基づく信仰生活が送れるようになりました。それは、神の摂理に忠実に従う日常生活という実にシンプルなものです。これまでの宗教のような宗教教義・宗教行事・教祖・お布施・教会通い・経典などは一切なく、神の摂理(霊主肉従・利他愛実践)にそうための努力を通じて霊的成長という真の幸福へと至ることができるということです。

霊界の高級霊たちによる地上人への愛から始まったスピリチュアリズム計画は、地上に霊的真理を降ろす周到な準備と、降ろしてからのさまざまなプロセスも地上人からは想像も及ばないほどの多大な犠牲があって、私たちは真っ先に霊的真理を手にすることができました。

霊的真理によって救われた私たちは、次の時期の来た人たちへ真理を届けられるように、日常生活を摂理にそった努力を重ねることが求められています。霊界の方々の思いを共有できるように、真理の理解を深め、実践を通して、霊界の道具となって力を尽くしていきましょう。

 

 

参加された方の感想



神の摂理観②を学ばせていただきありがとうございます。本日の講義の中で、神は自分の意志で近づいてきてほしいと願ってくださっていること、霊的成長し、理想の神へと近づいていく 私達ミニチュアの神を宿した人間の宿命(地上人生)を深く心にしみ入る気持ちで学べました。シルバーバーチの“真実の幸福とは大霊と一体になった者に訪れる安らぎのことです”という言葉に、摂理への信仰を深めてゆきたいと読書会を通じ、この真の安らぎを苦しみの多い地上生活でも体感させていただけるこの霊的真理を知れた私達は本当に幸いなのだと痛切に感じました。