2018年12月学習ポイント


2018年12月

(参考リンク)
〈スピリチュアリズム普及会〉『シルバーバーチの霊訓』とは>『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容>5.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「再生観」
〈スピリチュアリズム普及会〉スピリチュアリズムとは>スピリチュアリズム思想Ⅰ>7.類魂と再生について
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年11月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2018年2月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2018年3月学習のポイント

 

シルバーバーチの再生観

今回はスピリチュアリズム思想体系1「再生観」を学びました。スピリチュアリズムの思想の中でも「再生観」は、霊界の奥義ともいうべき内容です。シルバーバーチも地上の言語では伝えることのできない難しさを嘆きながら、私たち地上人に必死の思いで伝えてくれました。一人で学んでいても理解することの難しい内容ですが、関西シルバーバーチ読書会にて難解な再生観を大きく4つのポイントに絞ってまとめ、時間をかけて教えていただいたおかげで、再生についての複雑なメカニズムがようやくわかるようになってきました。それでもまだ十分な理解とは言えませんが、深く理解していけるように努めていきたいと思います。

 

再生観の4つのポイント
①類魂について
②再生の主体について
③再生の目的について
④再生に対する自己選択・自己決定


●シルバーバーチの再生観1
       ――類魂(Group Soul)が再生のメカニズムを解くカギ

・再生の真実を理解するための最も重要な霊的事実が「類魂」
   類魂は再生観のキーワードで、これを知らずして再生の事実は分からない

 

◆霊的家族(霊的グループ)の形成

  霊界では霊的成長レベルが同じ者同士が引き合って、大小さまざまな“霊的グループ (霊的家族)”を形成
  この霊的グループを単位にして共同生活が営まれている

 

・霊的家族(ソウル・グループ)
・霊の集まり

 

「さて、霊界には幾層にもつらなる生命の世界が存在します。そこに生活する者の霊的成長度によって、格付けされている世界です。段階的な上下の差があり――互いに融合し合っておりますが――それぞれの界層には、そこに住まうだけの霊的成長を達成した者がいっしょに生活しています」

   『地上人類への最高の福音』(スピリチュアリズム普及会)P.23/L4~L7

 

 ・霊的グループの中では、構成メンバーの心が融合して、一つの大きな意識体(心・魂)が形成される  → 「類魂」

 

類魂――グループメンバーの”共有意識・共有魂”
    メンバー一人一人の心(魂)が融合・一体化してできた大きな心(魂)
    単なる小さな心の寄せ集め(集合体・ソウルグループ)ではない
    一つに融合した大きな魂

 

🔸類魂(グループ・ソウル)とは

 ・類魂の中では、メンバーは自分と他人が一体化したような体験をする
  他人の心を自分の心として共有するようになるため、まさに自他が一体化する
  (個人=全体:グループメンバー)
  それでいて個人としての意識もしっかり保持している
 ・再生とは、この類魂を土台として発生する“共同成長のシステム”である
              

・集合化した霊的意識・共有意識
 (霊的心)
・全体意識 = 個別意識
・意識の融合・一体化

・大きな私 = 私
・大きなインディビジュアリティー

 

 

●シルバーバーチの再生観2
      ――「再生の主体」について、いったい何が再生するのか

・従来の再生論では、“類魂”という霊的事実を知らなかったために、正しい結論に至ることができなかった
  シルバーバーチによって、初めて「再生の主体」に関する真実が明らかにされた

・霊界の類魂という大きな霊的な“共有意識体の部分(分割部分)”が、再生者の意識(霊的意識・霊の心・魂)として地上に再生することになる
  「再生の主体」 = “類魂の分割部分” = 相(facets)
  類魂の一部分が、一人の再生者の霊の心(霊的意識・魂)になって、地上世界に誕生

・シルバーバーチは類魂をダイヤモンドにたとえ、それに多くの相があるとした
  この相(facets)が再生するとした

〈従来の再生説〉
 再生の主体は、前世から引き継がれた霊魂(今の霊的意識体)

〈シルバーバーチの再生観〉
 シルバーバーチは従来の再生が、同一霊魂による再生、今の霊魂が再生の主体(主役)となるという素朴な考えを根本から否定した

 


ただし再生するのは個的存在の別の側面です。同じ人格がそっくり再生するのではありません。ここに1個の意識的存在があって、そのごく小さな一部がちょうど氷山のように地上に顔を出します。それが誕生です。残りの大きい部分は顕現しておりません。次の誕生、つまり再生の時にはその水面下の別の一部分が顔を出します。2つの部分に分かれても個的存在全体としては1つです。これが霊界において進化を重ねていくと、その潜在している部分全体が顕現した状態となります」


          シルバーバーチの霊訓(4)』(潮文社) P.205/L1~L6




※引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。



従来の宗教では、仏教などのように輪廻転生を説く宗教は数多くありましたが、霊界における詳細な事実と、類魂についての明確な認識がなかったため、正しい再生の事実から大きくかけ離れてしましました。

シルバーバーチをはじめとする高級霊によって初めて明らかになった再生論は、類魂説を土台とした再生論です。霊界では霊的成長レベルの等しい者たちが引き合って、グループをつくります。そのグループは霊的家族と言うべき親密な関係にあります。そしてそこで1つの大きな意識体をつくり出すようになります。メンバー全員の意識によって、1つの大きな共有意識ができあがるのですが、その大きな意識体が「類魂」といいました。類魂とは霊たちの単なる集まり(霊的家族)のことではなく、霊的家族全員がつくり出す「共有意識」「意識の統一体」のことです。

物質世界に存在する私たちには実感を持って理解することは、たいへん困難なことです。しかし、そうした再生の真実の学びを深める中で、再生は人間の霊的成長に必要なプロセスであり、すべてにおいて、神の深い愛なる摂理が働いていることがわかるようになります。参加された方も改めて神の摂理の素晴らしさを感じたとの感想がありました。霊界に入って間もない霊たちなど、再生の事実を知らない霊たちも多くいることも学びましたが、地上にいながら再生の真実を知ることのできた私たちは幸いです。少しでも正しく理解できるように努めていきたいと思います。