2017年7月学習ポイント


今月は、救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を学習しました。

スピリチュアリズムの全体像
         (真理から救いに至る自力救済のプロセス)

  • スピリチュアリズム運動とは、イエスをはじめとする高級霊たちによって直接おこされた「地球人類救済計画」です。霊界から見ると、地上世界の暗さ・醜さは限度を超えています。私たち地上人からしても、この地球上にはさまざまな悲劇が存在していることが分かります。そうした地上に蔓延している悲劇の一番の原因は「霊的無知」にありました。その「霊的無知」の解決方法が、「霊的知識・真理」を地上人にもたらすことでした。しかし、すぐに「霊的知識・真理」を降ろしても物質的なものに覆われた中で生活する地上人に受け入れることは難しかったため、始めは数多くの心霊現象を演出し、それらを当時の一流科学者に徹底検証させました。そして、人間は死後も霊として存続し続ける霊魂の住む世界(霊界)がある霊界から地上へ働きかけることができること(霊魂説)を教えました。同時に霊界側は、霊媒現象を通して霊界からメッセージを届ける準備を進めてきました。
  • 霊界から地上の霊媒を通して地上人にメッセージ・知識を送ることが「霊界通信」ですが、一口に霊界通信と言っても、さまざまなレベルの霊界通信があります。世の中に数多くある霊界通信の中で、正真正銘の高級霊の霊界通信と言えるものは、『シルバーバーチの霊訓』とインペレーター霊による『霊訓』『霊の書』の3つで、これらは“世界三大霊訓”と呼ばれています。
  • こうして霊界側の苦労の末に届けられた霊的真理は、真理を手にした人が受け入れ、正しく理解し、正しく実践することで、スピリチュアリズム運動は進められていきます。スピリチュアリズムによる救済とは、真理を手にした地上人が自らの意志で、霊的事実に基づいた人生を送る努力をする中で、霊的成長をすること、それこそが真の救いです。
  • 霊的知識・真理の中には、高級霊たちがどのようなことを地上人に伝えようとしたのかを私たちは正しく知る必要があります。霊的真理を正しく理解するための内容は次の2つです。
  • ①真理の全体を正しく把握する
  • ②真理の示す実践内容を正しく把握する
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  • 霊的知識・真理の正しい理解を土台にして、その上に、「正しい実践」を積み上げていきます。霊的成長のための実践内容は次の4つです
  • ①霊主肉従の努力(日常の行為・考え方・見方)
  • ②利他愛の実践(日常の対人関係・動植物)
  • ③利他愛の実践(真理の伝道)
  • ④苦しみの甘受
  • 理解と実践の上にさらに積み重ねていくものが、「神と神の摂理への絶対信頼(信仰)」です。日々の生活の中では、理解が及ばない出来事や、霊的真理と一致しているかどうか判断に迷うような場面に遭遇します。そうした時、「神」と「神の摂理」への信頼を拠り所にして考え、判断していくということです。摂理は絶対的に平等・公平であることを理解し、正しい方向へ結果を出してくれるだろうと全てを委ねていくこと。正しい理解と実践、知識の及ばないところは神と神の摂理に対して絶対的信頼によって信仰を補うこと――これが霊的真理に忠実な生き方であり、霊界が望む「実践・信仰レベルのスピリチュアリスト」です。私たちはここを目指して歩んでいます。
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  • どうしても理解できないことは、これまで授かった霊的真理を頼りとして“信念”をもつことです。根拠のない手前勝手な信念ではありません。スピリチュアリズムによって明らかになった霊的実在に得心がいき、その理解のもとに、人生のすべてが大霊の愛と叡智によって支配されていて、自分もその中にあるのだということを確信する、そういう信念です。その信念をもつに至れば、自分および自分のまわりに何事がおきようと、それは大霊の思し召しなのだという理解が生まれるはずです。

                  『シルバーバーチの新たな啓示』(ハート出版)P138

 

 

私たちは、霊的真理を手にするまでも、絶え間なく霊界からの応援がありました。偶然に真理を手にした人は誰一人としていません。これからも霊界から援助の手が休まることはありません。霊界の人たちは今、私たちにどのようにしてほしいかということを常に感じながら、真理を深く学び取り、実践に移していかねばなりません。人類の幸福ために、霊界の良き道具として働くことができるよう、真理の理解と実践に全力を傾けていきたいと思います。