2018年7月学習ポイント


2018年7月

(参考リンク)
〈スピリチュアリズム普及会〉スピリチュアリズムとは>スピリチュアリズムの思想1>4.幽界の様子・幽界での生活
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年6月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年7月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年9月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年10月学習のポイント

 

スピリチュアリズムの思想体系1「死後世界観(幽界・霊界)」

今回は、シルバーバーチの死後世界観の概要と幽界での生活、幽界での霊的純化のプロセスを学びました。死の直後で最も重要なことは「死の自覚」でした。自分の死をしっかり認識すると、いよいよ霊的世界での生活が始まります。始めに入っていく世界が「幽界」です。「幽界」とは霊界の一部であり、霊界の最下層で地上世界に一番近い霊界です。「霊界」「幽界」という2つの世界があるのではなく、霊界は1つであり、幽界は無数に存在する霊界の界層の1つです。

地上の宗教の他界観と比較しながら、シルバーバーチの示してくれた死後他界観がいかに素晴らしいかを確認してから、幽界の環境とそこでの生活、幽界での霊的純化のプロセスをシルバーバーチの言葉と『500に及ぶ現地報告』のローズ霊より詳しく見ていきました。

 

●スピリチュアリズムの死後世界観(他界観)の概要


●幽界の環境とそこでの生活


「あなた方が“幽界”と呼んでいるところは、霊の世界の小さな区域です。それは、低い境涯から高い境涯へと至る、無数の段階にすぎません。周囲が仕切られているわけではありません。それを“界”と呼んでいるのは、あなた方に理解できる用語を用いるしかないからです」

       『スピリチュアル・メッセージ』(ハート出版) P.56/L5~L8



①地上世界とそっくりな世界


 地上界にあるものは全て存在。ただし、全体的には地上の世界より、ずっと明るく美し く輝いている


「地上界の次の生活の場は、地上界の写しです。もしそうでなかったら、何の予備知識もない幼稚な霊に耐え切れないショックを与えることでしょう。ですから、霊界への導入は易しい段階を経ながら行われることになります。こちらへきてすぐの生活の場は、地上と非常によく似ているということです。自分の死んだことに気付かない人が大勢いるのはそのためです」

    『スピリチュアル・メッセージ』(ハート出版) P.53/L6~P.54/L1



②時間と空間の制約がない・昼と夜の区別がない


「私どもの世界には夜と昼の区別がありません。光の源が地上とは違うのです。したがって地上と同じ意味での時間はないことになります。こちらでは霊的状態で時間の流れを計ります。言いかえれば、経験していく過程の中で時の流れを感じ取ります。一種の精神的体験です。霊界の下層界では生活に面白味が乏しいですから、時間が、永く感じられます。上層界では―― むろん比較上の問題ですが―― 快い活動が多くなりますから短く感じられます。次々と新しい体験があるという意味です。別に時間とか月とか年とかの分け方はありません」                                 


        『シルバーバーチの霊訓(2)』(潮文社) P.146/L9~LB1



③意識(心で思ったこと)が実現・形体化する

 欲しいものが自由に手に入れられ、願い事が自由に実現する
 意念による創造力が実際にモノをつくり出す
   誰もが初めから、自由にできるのではないが、地上時代の体験や幽界での訓練で発揮することができる 


④霊体が新しい身体となる

(最初は多くの人が肉体を持っていると勘違いする)
  地上時代の身体の不自由さはなくなり、軽やかになる 
  (肉体の苦痛・病気なし) 
  疲れも障害もなくなり、若返ることもできる

⑤飲食・睡眠が不要

 (ただし物を食べたい者は自由に食べることができる)



「『お腹はすかないのですか』
「全然すきません。あたりに生命があふれていて、疲れを感じたら生命を吸い込めばいいのです」          

『シルバーバーチの教え(下)』(スピリチュアリズム普及会) P.152/L4~L6


※引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「肉体のような物質的身体がありませんから眠る必要がありません。睡眠を必要とする身体を持っていないのです。休息を必要とする時は、元気が回復するまで休止するだけです」
                       
        『シルバーバーチの霊訓(10)』(潮文社) P.102/L1~L3



⑥心、(精神)が中心

地上ではモノ・物質が中心であったが、幽界では物質・物体はなんの力も持たない

 

⑦心と心がテレパシーで通じる

言葉を用いずに思考内容(考えていること)や感情などの心の内容が相手に伝わる



「こちらでは話すということはしません。お互いが思ったことを翼にのせて送るのです。それは、あっという間に空間を飛んでいきます。返事も同じようにして届けられますから、言葉は要らないのです」       

『シルバーバーチの教え(下)』(スピリチュアリズム普及会) P.148/L3~L5

※引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「こちらの世界では思念で通じ合っています。お互いに思念を出し合い、それだけで通じ合えるのです」   
                   
           『シルバーバーチの霊訓(10)』(潮文社) P.70/L7


⑧思うだけで、行きたい場所に瞬時に行くことができる



⑨自分自身の心的(霊的)内容が周りの人々にストレートに知られる

そのため地上のように、ウソや隠し事ができなくなる


「『死後の世界でも罪を犯すことがありますか。もしあるとすれば、どんな罪が一番多いですか』
  もちろん霊界でも罪を犯すことがあります。霊界における罪とは『利己主義の罪』です。こちらの世界では、それがすぐに表面に出ます。心で思ったことがすぐさま人に知られてしまうのです。原因に対する結果が、地上よりはるかに早く出ます。したがって、醜い心(利己的な想い)を抱くと、それが瞬時に要望全体に表れて、霊的に低くなってしまいます。霊界での罪とは何かを地上の言語で説明するのは難しく、「利己主義の罪」と呼ぶ以外に良い表現が見当たりません」

『シルバーバーチの教え(上)』(スピリチュアリズム普及会) P.191/L7~LB1


※引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

⑩地上での知人、歴史上の人物と会える





幽界は霊界へいくための準備をする場所です。霊界という純粋な霊的世界に入るためには、地上的意識・地上臭を拭い去る必要があります。地上とそっくりな世界、より素晴らしい場所、何でも自分の願いが叶う世界に、始めはここに永遠にいたいと誰もが思います。しかしそうした欲望が何でも叶う幽界での生活に飽きるようになり、嫌悪や虚しさを感じてきます。すると徐々に地上的欲望、肉体・物質的欲望を捨て去り、霊的な物を求めるようになり、自ら霊的成長したいと思うようになってきます。自然な形で「霊的意識」が目覚め、次の世界である「霊界」に入っていくようになります。幽界は、こうして霊界へ入るための「霊的純化をする場所」という重要な目的がありました。

幽界の一番の目的は「霊的純化プロセス」であり、幽界は物質性の一切ない純粋な界層へ行くための過渡的世界であるという重大な事実を知ることができました。

『500に及ぶ現地報告』の通信霊ローズの言葉からも幽界の様子が詳細にわかり、地上的なものよりも霊的な喜びを求める生き方がいかに大切であるか、地上で霊的真理を知り、真理にそった生き方、霊的成長の歩みのために日常生活の実践ができる恩恵と、同時に真っ先に霊的真理を知ったことの責任を強く感じます。

物質に囲まれた地上世界で、「霊主肉従」「利他愛の実践」という「霊」を中心に生きていくことは困難なことですが、困難に立ち向かう努力こそが価値ある人生となります。霊的真理との出会い、霊的成長の道に辿りつくことができたのは、守護霊の献身的な働きかけがあります。地上に誕生する前にスピリチュアリズムのために働こうと決心してきたとは言え、守護霊や多くの霊たちの献身的な働きかけがなければこの暗黒の地上世界で真理に出会うことはなかったでしょう。ここまで導いてくださった守護霊や多くの霊たちとともにあることを常に意識し、霊的成長の歩みを進めていきましょう。