2017年9月学習ポイント


今月は『シルバーバーチの教え』8章の地上の宗教の間違いを学習しました。



●正しい宗教と間違った宗教

〈正しい宗教〉

・シルバーバーチによる宗教の定義――“宗教とはサービス”“大霊の子に奉仕することによって大霊に奉仕すること”(道しるべ・P95)
     ※サービス=利他愛の実践・無償の奉仕

・宗教の本質――神の摂理に一致した「生き方」→ 「霊的成長」 → 「真の救い」

・霊的成長を促す神の摂理=霊優位の摂理・利他性の摂理
  → 霊優位の生き方・利他愛実践の生き方をすることが正しい宗教

・摂理に一致した正しい生き方・日常生活をすること=宗教
 特定な宗教を受け入れ従うことが宗教でも信仰でもない

・宗教(摂理に一致した生き方)の目的――人間に「霊的成長」する生き方を促すこと

・信仰対象とは――「大霊(神)」と大霊の造った「摂理(決まり・法則)」
   従来の宗教は神を信仰対象としたが、摂理を信仰対象とはしてこなかった
   大霊と摂理を信仰対象とし絶対視するのが正しい一神教信仰

・宗教形式(教祖・宗教組織・宗教教義・ドグマ・礼拝施設・儀式など)は一切不要

・霊界はすでに正しい宗教(摂理に一致した生き方)が実現している
 全員が共通の利他愛実践という宗教的生き方をしている
  (霊界には一つの宗教があるだけ)
  スピリチュアリズムはその霊界人の生き方(正しい宗教)を
  地上にもたらそうとする運動

・スピリチュアリズムこそが地球上における唯一の正しい宗教
  今後の地上世界における唯一の正しい宗教になっていく

 

〈間違った宗教―地上世界の大半の組織宗教〉

・特定の宗教組織のリーダー(教祖)と組織が作り出した教えを真理として絶対視する

・真理と言われてきたもの
         ――霊的事実からかけ離れており、人工的に作り出されたもの
   宗教組織の利害によって作り出されたもの
   霊的無知の上に作り出された偽りの産物

・宗教教義と組織に忠実に従うことによって救いがもたらされるとする(ニセの救い)

・正しいのは唯一自分たちの教団とその教えであると主張(狂言・ニセの正義)

・信仰対象――教祖と組織(ex.イエスとキリスト教会)

・人類にとって有害な存在・人類の敵
 ①宗教組織のエゴ的支配→魂の自由を奪い霊的牢獄に閉じ込める→霊的成長を妨げる
 ②宗教教義のエゴ(自己正義の主張) → 争い・戦争を引き起こす


 

世界にはキリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教などさまざまな宗教があり、それぞれに異なった教えを説いています。それは今まで人類が共通して認めることができる宗教観が確立していなかったためでした。

地上の宗教は、「信仰対象」「宗教思想(教義・ドグマ)」「教祖(創始者)」「布教(伝道)」「儀礼」などのさまざまな要素から成り立っていますが、シルバーバーチはこれらの内容について一つ一つ、その間違いと問題点を明らかにしています。従来の宗教は霊的無知と人間のエゴによって支配されてきたため、宗教とは関係のないものを不可欠な要素としてきました。そしてそうした従来の宗教の見方や考え方を根底から覆すと同時に、霊的観点に立った正しい宗教の在り方を明確にしました。

正しい宗教とは、「神」と「神の摂理」だけを絶対崇拝する生き方のことです。「摂理の神」を理解し、その摂理に一致させる努力をする生き方が真の信仰となります。どこかの宗教組織に入信することや、一人の人間を神格化するものでもなく、経典や儀礼も必要ありません。また組織の中で誰かに命令されて活動することでもなく、個人単位のもので、「霊的真理(神の摂理)」を指針とし、自己責任のもとで霊的成長の道を歩む人生ということです。

霊界の霊たちが推進させる「霊的真理の普及」こそが、間違った従来の宗教による霊的牢獄からの解放をもたらす大きな力となります。霊的真理を手にした私たちは、周りの人たちにも霊的真理を受け入れる時期が少しでも早くなるように、真理の正しい理解と日常の中での実践を重ねていくことが重要なことです。

 

 

  • 「わたしたちはあくまでも”人のため”という宗教を説きます。教義や儀式やドグマは、人のために何かしなくてはという思いを育むものでないかぎり、価値は認めません。祭礼や行事は大切ではありません。大切なのは霊性、すなわち内部に存在する大霊を発揮する行為です」

    『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』(スピリチュアリズム普及会)P.95

※引用に際しては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。