2018年9月学習ポイント


2018年9月

(参考リンク)
〈スピリチュアリズム普及会〉『シルバーバーチの霊訓』とは>『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容>4.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「死後世界観(他界観)」
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年6月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年7月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年9月学習のポイント
〈関西シルバーバーチ読書会〉2017年10月学習のポイント

 

スピリチュアリズムの思想体系1「死後世界観」③

今月は「死後世界観」の前回までの復習をした後、他界観の補足を学習しました。シルバーバーチの他界観が地上に届けられるまでの間、地上にはさまざまな他界観が説かれてきました。時代の流れにそって、それぞれの他界観の特徴を確認していきました。その後に一般日本人の他界観として民衆の極楽・地獄信仰も見て行きました。


〈他界観の補足――シルバーバーチの死後世界観(他界観)に至るまで

●キリスト教(イスラム教)の他界観

・天国(神・善)と地獄(サタン・悪)の2分的他界観
 キリスト教徒だけが「天国」に行ける
 異教徒や大きな罪を犯した者はストレートに地獄に行く

・終末・復活・最後の審判
 終末の時が来て復活し、最後の審判を受けた後、天国行きか、地獄行きが決まる。
 死後の世界は固定していて、天国に行った人は永遠に天国で幸せに暮らす。地獄に行    った人は永遠に苦しみの中で過ごす

・地球上でもっともオーソドックスな他界観

 14世紀――
 ●ダンテの『神曲』の他界観 


・キリスト教の他界観を具体的・詳細に展開
・『天国篇』『煉獄篇』『地獄篇』の3部作


17世紀後半――
●スウェーデンボルグの他界観 

・幽体離脱中に見聞した世界を記述
・霊界探訪を基に新しい神学を起こす→異端視される
 死後世界の様子を従来の宗教(キリスト教)とは全く違う形で説いた。
・キリスト教徒であっても天国へ行けるわけではない
 (本人の霊的性格による)
・スピリチュアリズムの他界観と共通部分もある


19世紀――
●神智学の他界観 

・7階層の宇宙論、死後は6つの階層
 スピリチュアリズムの登場と同じくして、ヘレナ・P・ブラバッキーによって起こされ  た「神智学」は一見すると、論理的であるため、当時のスピリチュアリストも影響を  受けたが、ブラバッキーが作り上げた空想



20世紀――
●マイヤース 

・死後、霊界から自分の見聞した死後の様子を伝える
・死後は6つの世界(明確な境界なし)
・死後は、進化・向上
・類魂による再生説を説く
 マイヤースによって、「類魂」というこれまでになかった事実が明らかになった

●シルバーバーチの他界観 

・死後の世界は無数の界層(6界層否定)
 
 霊界(死後の世界)は、高い界層から低い界層へと途切れることなくグラデーション   的につながっている。霊界全体が一つに融合している。
 
 これまでの霊界通信や、神智学の影響からスピリチュアリストが陥ってきた「死後世   界観」の間違いを訂正し、正しい界層について真相を説いた。





「──この世を去ったあとに辿る七つの界層についてご説明願いませんか。一界一界どういう過程をたどるのか、また各界がどういう仕事をするのか、大ざっぱで結構ですが……
「まず最初にお断りしますが、私はその〝七つの界〟とやらを知りません。第一から第七まで番号の付いた界というものを私は知りません。私が知っているのは、たった一つの界があって、それが無限の階梯をなしているということです。霊性が高まれば、自動的に次の境涯へと進化しています。そういう過程が永遠に続くのです。なぜなら完全は永遠の時を要するからです」

    『シルバーバーチ 最後の啓示』(ハート出版)P.51/LB4~P.52/L4



「霊の世界では、次の段階への準備が整うと、新しい身体への脱皮のようなものが生じます。ですが、その界層を境界線で仕切られた、固定した平地のように想像してはいけません。次元の異なる生活の場が段階的にいくつかあって、お互いに重なり合い融合し合っているのです。地上世界においても、一応みなさんは地表をいう同じ物的レベルで生活なさっていますが、霊的には一人ひとり異なったレベルにあり、その意味では別々の世界に住んでいるとも言えるのです」

『地上人類への福音』(スピリチュアリズム普及会)P.180/LB1~P.181/L5


※引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。



時代の変化とともに、死後世界観も少しづつ変化してきました。今私たちが学んでいるシルバーバーチの死後世界観(他界観)は、スピリチュアリズムによってもたらされた最高次元のものです。各時代の他界観と比較することで、シルバーバーチがもたらしてくれた他界観がいかに優れたものかを再確認することができました。

シルバーバーチをはじめとする高級霊の方々が届けてくれた真実の死後世界観を学び、霊界がメインの世界で地上がサブ的世界である事実が明らかになりました。高級霊たちは、地上世界は霊界での生活のための準備の場所・一時的な場所に過ぎないことを強く私たちに語りかけてくれています。「霊的観点に立って地上の出来事を達観し、力強く歩んでほしい」との高級霊たちの願いが込められています。

私たちは、死後の事実や知識を知るだけではなく、物質世界にあっても、「神の摂理」と一致した歩みをして、「霊的成長」の道を歩めるという最も恵まれた立場にいることを再認識します。与えられた真理を正しく理解し、実践していき、一歩一歩成長の歩みを進める…と心を高めて歩むものの、現実には難しいことの連続です。しかしどのような状況であっても、霊的視点を持って眺め、地上人生を歩んでほしいという高級霊の願いを心にとめて歩んでいきたいと願います。

膨大な霊的真理を体系的にまとめてくださり、信仰実践レベルのスピリチュアリズムに引き上げてくださった「スピリチュアリズム普及会」の皆様の尽力によって、正しい真理の理解ができ、即日常生活で実践できるようになりました。この読書会という場が、正しい真理の理解と実践への意欲を高める場となり、「実践的スピリチュアリズム」の定着に貢献できるように努めていきたいと思います。