• シルバーバーチの霊訓




  • 2018年7月
    こちらへきてすぐの生活の場は、地上と非常によく似ているということです。自分の死んだことに気付かない人が大勢いるのはそのためです。  
    こちらは本質的には思念の世界、思念が実在である世界です。思念の世界ですから、思念が生活と活動のすべてに形体を与えます。他界直後の世界は地表のすぐ近くにあり、ものの考え方がきわめて物質的な男女が集まっていますから、思念の表現もきわめて地上的で、考えることがすべて物的感覚によって行われます。 
    そういう人たちは“物”を離れての存在を考えることができません。かつて一度も、生命というものが物的なものから離れた形で意識にのぼったことがないのです。霊的な活動を思い浮かべることができないのです。精神構造の中に、霊的なものを受け入れる余地がないのです。  
    ですが、死後の世界の生活にも段階があり、意識の開発とともに、徐々に、着実に地上臭が取れていきます。そして、生命というものが物的な相を超越したものであることが分かりはじめます。そして、自覚が芽生えると、次第にそこの環境に反応しなくなり、いよいよ本当の霊の世界での生活が始まります。こうして、死と誕生(に相当するもの)が何度も繰り返されるのです。

        『スピリチュアル・メッセージ』(ハート出版) P.53/LB2~P.54/LB2
    2018年6月

    こうしている間でも地上から何百万、何千万という人間がこちらへ送られてきますが、そのほとんどが呆然自失の状態です。それで我々が、いろいろと手を焼くことになります。本当はそちらで霊的教育を始めるほうがはるかに面倒が少なくて済むのです

              『シルバーバーチ最後の啓示』(ハート出版)P.79/L5~L8
     
    2018年5月

    霊界から見る地上は、無知の程度がひどすぎます。その無知が生み出す悪弊には、見るに耐えないものがあります。それが地上の悲劇に反映しておりますが、実はそれが、ひいては霊界の悲劇にも反映しているのです。地上の宗教家は、死の関門をくぐった信者は、魔法のように突如として、言葉ではつくせないほどの喜悦に満ちた輝ける存在となって、一切の悩みと心配と不安から解放されるかに説いていますが、それは間違いです。真相とはほど遠い話です。
    死んで霊界へ来た人は――初期の段階にかぎっての話ですが――地上にいた時と少しも変わりません。肉体を捨てた――ただそれだけのことです。個性は少しも変わっていません。性格はまったくいっしょです。習性も特質も性癖も個性も、地上時代そのままです。利己的だった人は、相変わらず利己的です。どん欲だった人は、相変わらずどん欲です。無知だった人は、相変わらず無知のままです。悩みを抱いていた人は、相変わらず悩んでおります。少なくとも霊的覚醒が起きるまでは、そうです。

    『地上人類への最高の福音』(スピリチュアリズム普及会)P188/L10~P189/L6
    2018年4月

    霊的意識が目覚めるのは、安楽な条件の中ではなく、難題と辛苦の中においてです。だからこそ一段と強化され、内部の霊性がますます発揮されることになるのです。  それが人生の目的そのものなのです。ラクなことばかりで何の苦労もなく、トゲのないバラの花に囲まれての生活では、成長は得られません。発達はしません。霊性は開発されません。これは大霊が定めた埋め合わせの原理の一環なのです。いつの日にかあなたは、その時はイヤで仕方がなかった体験を振り返り、それらが実際はあなたの霊的進化を促す貴重な手段であったことを知って、感謝なさる日がくることでしょう

               『シルバーバーチ最後の啓示』(ハート出版)P80/L4~LB3
    2018年3月

    地上の価値判断の基準は私どもの世界とは異なります。地上では“物”を有難がり大切にしますが、こちらでは全く価値を認めません。人間が必死に求めようとする地位や財産や権力にも重要性を認めません。そんなものは死とともに消えてなくなるのです

               『シルバーバーチの霊訓(1)』(潮文社)P117/L7~L9
    2018年 2月
    人間も、根本的には霊であり、それが肉体を使用しているのであって、付属品として霊を宿した肉体的存在ではないのです。肉体は霊に従属しているのです。地上生活の全目的は、その内在する霊に修行の場を与え、さまざまな体験を通してそれを育み、死によってもたらされる肉体からの解放の時に備えて、身支度をさせることにあります

        『スピリチュアル・メッセージ』(ハート出版) P140/LB4~P141/L1

  • ※引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
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