• シルバーバーチの霊訓




  • 2018年5月

    霊界から見る地上は、無知の程度がひどすぎます。その無知が生み出す悪弊には、見るに耐えないものがあります。それが地上の悲劇に反映しておりますが、実はそれが、ひいては霊界の悲劇にも反映しているのです。地上の宗教家は、死の関門をくぐった信者は、魔法のように突如として、言葉ではつくせないほどの喜悦に満ちた輝ける存在となって、一切の悩みと心配と不安から解放されるかに説いていますが、それは間違いです。真相とはほど遠い話です。
    死んで霊界へ来た人は――初期の段階にかぎっての話ですが――地上にいた時と少しも変わりません。肉体を捨てた――ただそれだけのことです。個性は少しも変わっていません。性格はまったくいっしょです。習性も特質も性癖も個性も、地上時代そのままです。利己的だった人は、相変わらず利己的です。どん欲だった人は、相変わらずどん欲です。無知だった人は、相変わらず無知のままです。悩みを抱いていた人は、相変わらず悩んでおります。少なくとも霊的覚醒が起きるまでは、そうです。

    『地上人類への最高の福音』(スピリチュアリズム普及会)P188/L10~P189/L6
    2018年4月

    霊的意識が目覚めるのは、安楽な条件の中ではなく、難題と辛苦の中においてです。だからこそ一段と強化され、内部の霊性がますます発揮されることになるのです。  それが人生の目的そのものなのです。ラクなことばかりで何の苦労もなく、トゲのないバラの花に囲まれての生活では、成長は得られません。発達はしません。霊性は開発されません。これは大霊が定めた埋め合わせの原理の一環なのです。いつの日にかあなたは、その時はイヤで仕方がなかった体験を振り返り、それらが実際はあなたの霊的進化を促す貴重な手段であったことを知って、感謝なさる日がくることでしょう

               『シルバーバーチ最後の啓示』(ハート出版)P80/L4~LB3
    2018年3月

    地上の価値判断の基準は私どもの世界とは異なります。地上では“物”を有難がり大切にしますが、こちらでは全く価値を認めません。人間が必死に求めようとする地位や財産や権力にも重要性を認めません。そんなものは死とともに消えてなくなるのです。

               『シルバーバーチの霊訓(1)』(潮文社)P117/L7~L9
    2018年 2月
    人間も、根本的には霊であり、それが肉体を使用しているのであって、付属品として霊を宿した肉体的存在ではないのです。肉体は霊に従属しているのです。地上生活の全目的は、その内在する霊に修行の場を与え、さまざまな体験を通してそれを育み、死によってもたらされる肉体からの解放の時に備えて、身支度をさせることにあります。

        『スピリチュアル・メッセージ』(ハート出版) P140/LB4~P141/L1

  • ※引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
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